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金(ゴールド)についてのお話

皆さんこんにちは。ここの所、凄い量の雨が日本全国で降り続いています。当社の外の木々も若葉が雨に濡れて一段と鮮やかです。大雨で避難を余儀なくされた方々に、1日でも早く日常が戻ってくる事を願っています。

今日はmago giapponeseでも素材として使われている金(ゴールド)のお話。金は人類が文化を持ち始めたかなり早い段階から、世界中で珍重されてきました。物質としての安定性(錆びたり、腐食したりしない)から、「永遠の繁栄」や「変わらぬ価値」の象徴とされてきたのです。

皆さんも一度は写真などで目にした事がある古代エジプト・第18王朝のファラオ・ツタンカーメンの黄金のマスク。本体の金は23金。純金が24金ですから、95%以上の金が使用されています。ちなみに金の融点は1,064℃。今から3400年も前に、こんな純度の金を精錬する技術があったこと、そしてそれでマスクを作ってしまうファラオ(王)の権力の大きさには驚くばかりですね。人類にこんなに永く愛されているゴールド。仮想通貨などのIT技術がどんなに進歩しても、「リアル」な価値として最後まで残るのは、やっぱりゴールドだと思うんです。金の輝きは永遠ですね!

次回は白金(プラチナ)のお話。ご期待下さい!

三枝幹弥

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