さて今日はmago giapponeseの試作品のお話。もともとmago giapponeseは、金とプラチナの2つの金属を、精密鋳造の技術を使って一つの商品に組み合わせる、というものです。先日当社の技術者の一人が「これだけの細かい鋳造が実現できるのだから、外側のプラチナ部分だけで指輪を作ったら、軽くで立体感のある面白い指輪が作れるんじゃないか?」と言い出しました。確かにこれだけの細かい模様を、プラチナだけで中空(中心部分がない、つまり中身のないモナカの様な構造)で作ることは大変難しい技術と言えます。何本か試作を重ね、中空でありながら強度も保つ構造を採用し、試作品が出来上がりました。