コンセプト

“マーゴ・ジャポネーゼ”

それは「日本の魔術師」

私達がこの名前に込めた想い。
日本人だから創れた作品
ものづくりにこだわった私達だから創れたもの
金とプラチナだから付加できた価値・・・

これまでの一般的な貴金属製品は、その「資産としての価値」と「形の変化によるデザイン」を差別化として作られてきました。装飾品としての小さな場面に、これまでのデザイナー達は宝石をあしらったり、花の形を象ったりしてきたのです。 そして時は流れ、これまで受け継いだ伝統的な技法に加え、時代が生んだ最新のテクノロジーを手にした私達は考えました。加工の難しいプラチナ、ゴールドという素材を、指輪という小さいキャンバスに、金属そのものが持つ「色」の違いを使って「世界」を表現したい。何年経っても色あせない貴金属素材の特徴と、革新的な技術を駆使してそこに「小宇宙」を描きたい。そして私達の「魔術師」(技術者)達は、これまで誰も作る事が出来なかったリングを生み出しました。

ルネッサンスの時代に花開き、世界をリードしてきたイタリアの金細工職人に敬意を表しつつ、「日本」のものづくりに対する「誇り」をブランドネームに込めたもの。それが私達の名前、“mago giapponese”です。

日本古来の図柄、四季を彩る植物、過酷な自然の中で懸命に命を燃やす動物や昆虫。人が意味を与えた文字や数字など、自らを定義する「象徴」として、混沌とした世界に自らの存在を示すアイコンとなる事を夢見て。

“マーゴ・ジャポネーゼ” の技術

mago giapponeseは、これまで指輪の製造に使われてきた技術とは一線を画し、私達が鋳嵌(ちゅうがん)技法と呼ぶ技術により製作されます。(加工工程は現在特許出願中)

この技術は、融点が高く加工が難しい二つの金属合金(プラチナ900と18金)を使用し、表面コーティングではなく、リングの躯体から二つの金属を組み合わせているため、何年にも亘って装着しても、模様そのものが消える事はありません。また、金属同士が一寸の狂いも無く接合しているため、18金の模様が剥がれ落ちたり、本体から外れたりする事もありません。この鋳嵌技法という技術を使って商品化した指輪は、これまで長く宝飾品の製作に携わってきた私達も、世界のどこでも目にした事がなく、まさにプラチナ加工に長けた「日本発の技術」と自信を持って言えます。

ご注文を頂く度に、一本一本お客様のサイズに合わせ、素晴らしい精度を実現する為の機械加工と、当社内の厳しい技術基準を満たした職人の手による研磨・仕上げ加工を経て製作されるため、現在のところ月間50本ほどしか製作・供給することができません。 これからもこの技術に磨きをかけ、様々な「世界」をリングの上に表現したいと思っています。

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